オールオン4は食事する時に支障がある？

オールオン4は食事する時に支障がある？

永久歯は一度抜けてしまうと、生え変わることはありません。それゆえ、何等かの理由で抜けてしまった場合は人工歯で補う治療をするのが一般的です。 ほとんど歯が残っていない場合は、オールオン4も考えていきたいところです。 一般的なインプラントよりも埋込本数も少なく、費用の負担が少ないなど多くのメリットがあります。とはいえ、骨と結合するまでには、それなりの期間も必要になるのでその間の食事で困るのではないかと考えている人もいるかもしれません。 オールオン4では、治療直後に仮歯を入れることができるので、当日から簡単な食事ができるようになります。まだ骨と十分に結合していないので、極端に硬いものなどは避けたほうが無難です。噛みにくいものは小さく切るなど工夫をすれば通常ではほとんど困らずに食べることができます。 インプラントがしっかり結合すれば、入れ歯のようにずれる心配もなくなるので本物の歯に近い感覚で噛めるようになります。

オールオン4の固定式の特徴を知っておいたほうがいい

オールオン4とは、歯科治療の一種であり上下の顎に4つのインプラントを埋め込み、その上に一体化した固定式の入れ歯を取り付ける方法です。この治療方法には、以下のような特徴があるのです。 オールオン4の入れ歯は、顎の骨に埋め込まれた4つのインプラントにしっかりと固定されているため自然な見た目と感覚を実現できます。金属のクリップなどの使用も不要で、金属アレルギーの心配もありません。 オールオン4は、インプラントが顎の骨にしっかりと固定されているため通常の入れ歯よりもはるかに高い安定性と耐久性があります。これにより食事や話し方など、日常生活の様々な場面で自信を持って行動することができます。 インプラントを埋め込む手術が比較的簡単であり、一般的に治療期間も短くなるのです。一度に4つのインプラントを埋め込むため、通常のインプラント治療よりも短い時間で完了することができます。 顎の骨量に依存せず顎の形状に合わせて調整することができます。そのため骨粗しょう症などの骨量が少ない患者さんでも、治療が可能です。この入れ歯は、自分の歯に近い咬合力を実現できます。そのため食事や咀嚼の際にも自然な感覚を得ることができます。